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第一建設(富山県黒部市)が、工具を使わずに組み立てられる簡易型仮設住宅「QS72」を発売した。

 「QS72」には災害発生後72時間以内に、「すぐに(Quick)できる空間(Space)」という意味が込められている。大人や子供が2~3人いれば30分程度で組み立てることができ、女性や子供でも作業ができるのが特長だ。

 プラスチックボード(ポリプロピレン製)の9点の部品を、折り紙のように折り曲げたりネジで止めるなどして組み立てる仕組み。プラスチックボードは、段ボールのように内部に空気を含んだ構造をしており、これにより軽量で断熱性に優れた効果を発揮できるという。室内の広さは2・85平方メートル(1・5畳相当)で天井高は178~205センチ。ユニットをつなげて壁を取り払うことで、空間を広げることも可能だ。価格は9万7650円。

 同社の吉田政裕社長は、「災害直後でもプライバシーの守られた場所で過ごしたいニーズは強い。自治体や企業、学校で利用してほしい」と話している。